アン・ランゲージ・スクールの学習
学習者主導型授業
学習を行う主人公は、あくまで学ぶ本人!
どんなに素晴らしい『ことば』で役に立つ表現であっても、本人が必要を感じて意識しなければなかなか習得できないものです。
アン・ランゲージ・スクールでは「日本語を習得したい」という個々のニーズを理解した上で、更にきめ細かく、いつまでも目的を意識して学習を行えるよう「ノーショナル・シラバス」という要望を柔軟に組み入れた学習項目の構成を採用しています。
Task Based Learning
私たち人間が『ことば』を使うときには、必ずコミュニケーションの目的があります。
その目的を達成するために言語・非言語を問わずコミュニケーションを取ります。
本校では、実際の留学生活の中で遭遇する「部屋探し」「旅行の計画」「イベント参加」「大学訪問」「研究発表」などのコミュニケーション行動や活動を学習活動として行っているので、実際の活動を通して経験しながら日本語を習得していくことが可能です。
グループ活動
学習者は講師からだけでなく、他の学習者からも多くのことを学びます。日本語学校においても、それは時に日本語文法の知識であったり、各国特有の作法であったりと様々です。このような、学生同士の共働学習による知識の習得を促進するため、当校では多種多様なグループ活動を授業に取り入れています。授業内でのロールプレイングゲームや、各国の文化を紹介するプレゼンテーション練習などはその一例です
実践的なドリルとプラクティス
言語習得の初歩段階では文の構造や発音が気になることから、
スムーズに文を作ったり、場面と表現を一致させて使用・運用することはなかなか容易ではありません。初級段階では能力試験4・5級出題基準となる初級語彙・文型を場面に即したかたちで導入しています。
クラス担任制
各クラスの授業は3、4名の教員がチームとして行なっていますが、そのうちの1名が担任としてクラスだけでなく一人一人の個別学習のサポートにも当たっています。
アン・ランゲージ・スクールでは学期ごと学習カウンセリングを実施し、学習進度状況や学習方法、また進路相談などに関して個人に合ったアドバイスをしています。
カリキュラム
初 級 | |||
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習得目標 基本的な文章を使い、簡単な身の回りのことを処理できる能力 | |||
標準学習期間 6~9ヶ月 |
主な学習内容 | ||
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初級 Ⅰ | 初級 Ⅱ | 初級 Ⅲ |
■ひらがな | ■基本漢字 | ■基本漢字 |
■カタカナ | ■初級語彙・文型 | ■初級語彙・文型 |
■基本漢字 | ■コミュニケーションスキル養成 | ■用法整理 |
■初級語彙・文型 | ■四技能の能力養成 | ■四技能の能力養成 |
■コミュニケーションスキル養成 | ||
■四技能の能力養成 |
使用教材 | ||
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みんなの日本語Ⅰ | みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ | みんなの日本語Ⅱ J.BRIDGE |
中 級 | |||
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習得目標 まとまりを持った文章を理解し またまとまりを持った文章で意志を伝達できる能力 日常生活に必要な基本的な文章を使い、簡単な身の回りのことを処理できる能力 |
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標準学習期間 9ヶ月 |
主な学習内容 | ||
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中級 Ⅰ | 中級 Ⅱ | 中級 Ⅲ |
■3級漢字 | ■3級漢字 | ■2級漢字 |
■中級語彙・文型 | ■中級語彙・文型 | ■中上級語彙・文型 |
■コミュニケーションスキル養成 | ■コミュニケーションスキル養成 | ■コミュニケーションスキル養成 |
■論理的言語能力養成 | ■四技能の能力養成2級漢字 | ■論理的言語能力養成 |
■四技能の能力養成 | ■論理的言語能力養成 | ■小論文 |
■要約 | ■スピーチ | |
■ディスカッション |
使用教材 | ||
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中級へ行こう TRY N3 | 中級へ行こう TRY N3 | 中級を学ぼう TRY N2 |
上 級 | |||
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習得目標 新聞、雑誌等の一般的な文章を読みこなし 要旨をとらえる能力、また述べられる能力 |
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標準学習期間 3~6ヶ月 |
主な学習内容 | |
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上級 Ⅰ | 上級 Ⅱ |
■1級漢字 | ■上級語彙・文型 |
■上級語彙・文型 | ■学術的言語能力養成 |
■学術的言語能力養成 | ■コミュニケーションスキル養成 |
■コミュニケーションスキル養成 | ■プロジェクトワーク |
■小論文 | ■発表 |
■ディベート |
使用教材 | |
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文化へのまなざし | 聴解・発表ワークブック |
レベル別学習目標
日常生活に必要な初級基本文型・語彙を駆使して、不安なく簡単な身の回りのことや社会生活上必要な事柄を処理できる日本語力の習得が目標です。駅やデパートで「場所を尋ねる」「行き方をきく」など、実際の状況をイメージしてもらいながら練習を豊富に行うことで、日本語を生活の道具として使うことを習慣にしていきます。
職場、学校、余暇活動に関連した個人的・一般的な話題に関してある程度の長さとまとまりをもって話します。よく出会う状況に合わせ、簡単な依頼、許可、謝罪など対人コミュニケーションを取るなど運用力の習得が目標です。また、主題のある平易な文章を理解し、まとまりを持った文章が書けるようになることを目指します。活動としては本格的なグループディスカッションや、資料収集を含む調査活動、プレゼンテーションを行ないます。
社会的な話題について論理的かつ多角的な視点から意見を述べます。予想していなかった複雑な状況においても適切でふさわしい表現を用いて問題解決をする能力を養成します。また、新聞・雑誌等の一般的な文章をある程度のスピードをもって読みこなし、要旨を捉える能力を養います。活動としては中級に引き続き、グループディスカッションやディベート、調査活動から研究報告までを行なう本格的なプロジェクトワークを行います。
(留学生試験・日本語能力試験N1・N2対策)
進学・進路指導
みなさんの夢は何ですか?
将来、どんな仕事に就きたいですか?
貿易関係、観光、製造、金融、ファッション、放送、IT関連、 ゲーム製作・・・。
このような職業に就くために、どんな知識や技術が必要でしょうか?
みなさんの夢や希望を実現するために、どんな勉強をすればいいのでしょうか?
その勉強をするために、どの大学・どの専門学校へ 進学すればいいのでしょうか?
私たちといっしょに考えていきましょう!
進学対策講座
留学試験対策講座
国立大学や有名大学に進学するには、日本留学試験で日本語以外の科目、「数学・総合科目・理科」を受験しなければなりません。
本校では、「数学・総合科目・理科」の講座を受講できます。
また大学院、国立大学、有名大学進学に必要な「TOEIC・TOEFL」や「入試英語」の講座も受講できます。
進学対策講座
面接練習
大学院、大学、専門学校、どこの学校に進学するにも必ず面接試験があります。
そのため、本校の進学クラスでは、「どんなことが面接で聞かれやすいか」「どう答えればいいか」「服装や行動のマナー」など、面接に関する指導を行っています。
また受験前には、担任の先生を中心に何回も面接練習を行い、学生の皆さんが自信を持って面接試験に臨めるように指導しています。
進学対策講座
大学院進学指導
大学院に進学するためには、研究計画書を作成し、大学院に進学してから指導を受ける教授を探す必要があります。
大学院に進学するには、このような事前準備が必要ですが、この準備は非常に時間がかかります。
そのため、本校では、入学時に大学院進学説明会を開いて、大学院進学事情について理解してもらい、その後は先生一人と学生一人の個別指導を行っています。
個別指導では、どうやって研究テーマを決めるか、どうやって研究計画書を作成するか、どうやって指導教授と連絡をとるか等について、先生からの指導を受けて、大学院進学の準備を進めています。
Let’s work together to make your dreams come true!